外壁塗装業者選び・契約時の注意点・気を付けるべき業者とは
外壁塗装は決して安いリフォームではありません。
しかし、定価がなく費用が分かりにくいことや、施工不良があっても塗装直後には不備を見つけにくいことからトラブルにつながる可能性があります。
この記事では外壁塗装でトラブルを避けるための契約時に、チェックしておきたいポイントや要注意の業者についてご紹介します。
外壁塗装でトラブルを避けるためのポイント
外壁塗装でトラブルを避けるためには、特に契約時に注意が必要です。
以下のポイントに注意して契約を進めると安心です。
相見積もりを取る
外壁塗装業者を選定する際には3社程度から相見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりを取ることで工事内容や相場を把握しやすく、業者を比較検討しやすくなります。
見積書が出たら作業内容の詳細がきちんと記載されているかチェックします。
「一式」という表記が多く使われている見積書は明確な数値が出されていないため要注意です。
工程、単価、数量、金額、使用する塗料や材料が細かく記載されているか、しっかりと確認することが重要なポイントです。
また、相見積もりを取っている旨伝えておくことで悪徳業者が不当な金額を提示しにくくなります。
業者に相見積もりを取っているとは伝えにくいと感じてしまうかもしれませんが、外壁塗装業者は相見積もりを前提に見積もりを取っていますので、遠慮なくほかの業者も検討している旨伝えてしまってかまいません。
契約内容を確認する
相見積もりの結果1つの業者に絞り、契約することになりますが、そのときに重要となるのが契約書類です。
初めての外壁塗装の場合、書類を出されても「こんなものかな」とあまり確認せずに終わってしまいがちです。
しかし、あとでトラブルになった場合に契約書類は重要になりますので、契約前にしっかりと確認をしておきましょう。
契約書類の中で特に重要な書類は
・契約書
・保証書
・クーリングオフに関する書類
・工程表
の4つです。
特に業者が説明した内容がすべて書面に記載されているかはチェックしておきましょう。
契約の際には必ず契約書類の内容を相互で確認して、業者との認識を共有してから契約をすることが大切です。
保証内容を確認する
外壁塗装の「保証」は工事のあと一定期間内に外壁に不具合が出た場合、無償で補修工事をしてくれるというものです。
保証があるかどうかも重要ですが、保証内容をしっかりと確認しておくことも大切です。
施工不良による外壁塗装の不具合は塗装直後よりも塗装後1~3年経過してから現れることが多くあります。
そのため、保証期間が短いと保証の対象外となり補修に対応してくれないこともありますので注意が必要です。
保証には主に以下の3つに分けることができます。
【自社保証】
塗装業者が自社で保証するものです。
業者によって保証内容や保証期間が異なりますので、どの部分を何年間保証してくれるのか、適用範囲と適用範囲外の確認をしっかりと行うことが大切です。
【塗料メーカー保証】
使用する塗料の塗料メーカーが保証をするもので、塗料の種類によって保証期間が変わります。
メーカー保証を自社保証と言ってくる業者もまれにありますので、内容は事前に確認しましょう。
【第三者保証】
第三者保証は、塗装業者が加盟している組合や団体が保証をするものです。
塗装業者とは異なる第三者が保証をするため、塗装業者が倒産してしまっても保証を受けることができます。
アフターフォローの内容を確認する
外壁塗装業者は塗装工事後に何かトラブルがあった場合に対応できるよう、アフターフォローサービスを用意しています。
アフターフォローの内容は業者によりバラバラですが、主に以下のような内容のアフターフォローが用意されています。
・定期的な外壁の点検
・保証期間内の劣化にはすぐに対応してくれる
・塗り替え時期の点検
・火災保険の申請サポート
外壁塗装は定期的な点検をすることで綺麗な状態を保ち、建物を守ることができます。
点検のほかにも何か困ったことがあったときに、こまめに対応してくれるなどのアフターフォローがあると安心です。
アフターフォローサービスは外壁塗装業者が独自で設けているものですので、業者によって内容はまちまちです。
契約前にはしっかりと内容を確認しておくことが大切です。
こんな業者には要注意
外壁塗装業者のなかには悪徳業者や手抜き業者が存在するのも事実です。
大半の業者が優良業者ではあるものの、こういった業者も存在するのが現状ですので、悪徳業者にひっかからないように以下の点に注意し、少しでも疑問に思ったら契約を急がずにほかの業者にも見積もりを取るなどして対応することが大切です。
以下のような業者には特に注意しましょう。
飛び込み営業をしてくる
悪徳業者の代表的な手口が飛び込み営業です。
「ほかの家の営業に来ていてたまたまお宅の前を通りかかったら外壁が大変なことになっていた」
「いますぐ工事をしないと危険な状態」
などと言って契約を迫ります。
台風など自然災害のあとも悪徳業者が飛び込み営業をしやすい環境にありますので注意が必要です。
外壁塗装で訪問販売してくる業者は警戒した方が良いため一旦お帰りいただき、ほかの業者にも相談してみましょう。
契約を急がせる
悪徳業者の特徴の1つに、その日のうちに契約させようとする、というものがあります。
今すぐ補修にしなければ大変なことになる、キャンペーンの期限が迫っている、などと謳って契約を急がせようとします。
外壁塗装の契約はどのような業者であっても見積もり後、十分な検討をして後日契約をするようにしましょう。
大幅値下げのキャンペーンをしている
大幅なキャンペーン価格にも注意が必要です。
割引価格で施工できると提示された金額はほかの業者で見積もりを取ったら通常価格だった、というケースもあります。
割引率には惑わされず、相見積もりを取って工事内容、工事価格などを総合的に見て判断するようにしましょう。
長く付き合える塗装業者に出会うことが外壁塗装成功のポイント
外壁塗装の契約の際の注意点をご紹介しました。
安心して外壁工事を任せるには長く付き合える塗装業者を見つけることがポイントです。
見積内容も重要ですが、営業担当者との相性も大切ですので、コミュニケーションを取りやすい業者であるかなど、総合的に見て業者を選定すると失敗が少なくなります。
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